こんにちは。
こちらの記事を開いた人の多くが会食恐怖症に悩まれていると思います。
とても辛い症状ですよね。私はその症状に対してなぜ自分が…、外れくじを引いたかな…なんてことを考えたことも何度もありました。
そして、克服ということは考えもせず、まーいいやという心持ちで生きていました。
そんな私が克服をしようと決心したきっかけを、今回はお伝えしようと思います。
会食恐怖症克服を決心したきっかけ
正直な所、会食恐怖症って克服しなくても生きていけますよね。
誰かと食事ができなくても、わざわざ外食しなくても、死にはしないです。
普通に家で食べてれば生きていけます。
私は実際にそうしてきました。家族と食べるのでも外食は無理なので誘いは断り、家で食べていました。
友達はいますが外へ遊びに行くときは昼とか夜の食事の時間にならないように、13時から17時まで遊ぼう!昼ごはんは各自食べてからきてね!とか。
会社の飲み会も、酒飲めないとか先に決まっていた用事があるという名目で断ったり。
こうした生活をずっとしてきました。正直、孤独感はありましたが、でもどんどんそれに慣れてきて、一人の方がむしろ色々楽だなと思っていました。
孤独感はあるかもしれませんが、それに対してメリットはあります。自分の時間は増えるし、外食しないからお金も大きく減らないし、家で食べるので自分の料理スキルもアップしていきます。割といいこと尽くしだなと考えていました。
心から好きな人が現れた
前述のように考えていた私ですが、好きな人ができたことで克服しようと決心しました。
孤独に慣れてしまい、孤独がむしろ心地よく感じていて、周りとの一定以上の関係を築くことを嫌っていたのですが、その人のことは好きになりました。
その人は明るくて、活発で、コミュニケーション力が高くて、かわいくて、外食が好きで、上を目指す向上心を持っているという、当時の私とは何もかも正反対。とても眩しい存在です。
だからこそ心から尊敬して、憧れて、好きになったんです。
今までは、あの人かわいいなとか思っても好きという感情には至ることはなかったのですが、その人に対しては違ったんですね
好きになったことで、孤独になれていても心の底ではやはり克服して明るく生きたいと思っていたんだと気づきました。
外食が好きみたいだったので、一緒に美味しいものを食べに行きたいなと思い、克服を決心。
彼女が現れなければ、今も克服しようとは考えていなかったでしょうね。

会食恐怖症でも恋人になれる
その好きになった人が、今の彼女です。会食恐怖症を克服してから付き合ったというわけではなく、会食恐怖症発症中に付き合いました。
会食恐怖症でも、彼氏、彼女の関係になれます。
私は付き合う前、会食恐怖症を抱える自分と付き合うなんてまずないよな…と考えていました。
これって主観ですよね。自分で勝手にこうだろうと決めつけて、それを必然にしてしまう。
付き合った今なら、「それはもし自分が逆の立場だったら言えるか?」と堂々と問えますね。
自分が好きになった人から、実はこういう症状持ってるんだ…と明かされた時、無理!と離れるか、一緒に改善しようと力になるか。
後者の方が多くないですか?少なくても、私はそうです。友達や、好きな人が困っているなら力になりたいと思います。
もし、この記事を読んでいる中で、会食恐怖症だから恋人なんて…と諦めている人がいましたら、是非前を向いてほしい!
そして、一歩足を踏み出して、その人に会食恐怖症のことを話してみませんか。
それで駄目なこともあるかもしれません。そういう場合は克服してリベンジするか、縁がなかったと割り切ることも大事でしょう。
ですが、もし会食恐怖症の自分を受け入れてくれたら?
それは、会食恐怖症がかすむ位自分には価値があるという証明ですし、会食恐怖症という壁をパートナーと二人で乗り越えることで、より信頼関係が増しますよ。
付き合って、夫婦にもなると必ずなんらかの壁に当たります。そうした時に、この人とで大丈夫かな…?となるか、この人と一緒なら大丈夫!となるか。
そういった安心感を早々に築けるチャンスでもあると私は思っています。
それに、仮に会食恐怖症だからと諦めて、好きな人が自分とは違う誰かとパートナーになるのは我慢できますか?私は無理でした。なので会食恐怖症でしたが気持ちを伝えました。
それで断られたら納得はできます。しかし、自分で会食恐怖症だからという理由を作って想いを伝えないで、好きな人が他人の元にいってしまったら、絶対後悔すると思います。
これはあなたの人生です。ですので、よく考えたうえで、後悔しない選択をしていってみませんか?

ここまで読んでいただきありがとうございます。
最後に私が友達に相談しているときに、言われてずっと心に残っている言葉をお伝えします。ありがとうK!
本当に自分なんかが好きって伝えていいんだろうか?仮に付き合ったとしてもうまくやっていけるだろうか?と色々悩んでいた時に言われました。
”こうなるだろう”って想定するのはいいけど、それが望まない方向ならわざわざそっちへ向かって行かなくてもいいからね。
本当に救われました。それまで、自分で暗い道ばかり選んでいた、というか選ばざるを得ない心理状態だったので。
わざわざ自分で、付き合えたとしてもうまくやっていけないかもな…と想定して、その通りに動きだそうとしていました。そういう線路を進んでいました。
それが、この言葉によって気付かされ、良い方向へ進路変更できました。
どうか一人でも良い未来へと進むことができますように!